マンションも築20年を過ぎると専有部分のリフォームが増えてきます。

その際に注意したいのは、管理組合が計画している設備工事との兼ね合いです。

築20年代の後半からは給水設備、築30~40年代には排水管などの改修が始まりますが、給排水設備は専有部分と共用部分にまたがっており、うまく調整しないと不具合が起きたり、二重投資になったりしかねません。

管理組合は、計画している設備工事の内容を居住者に周知し、むだな二重投資がされないよう配慮する必要があります。

また、専有部分のリフォームが適切かつ円滑に行われるように、マンションごとにルールやガイドラインを定め、リフォームの際にやっていいことと、いけないことを明確にしておくことをお勧めします。

Author Profile

森 健一
マンション管理士 森健一事務所代表
新聞社を定年退職後、マンション管理士、特定行政書士事務所を開業。
千葉県マンション管理士会 会長、日本マンション管理士会連合会業務部長、マンションコミュニティ研究会監事。