2014年6月の「行政書士法の一部を改正する法律」の公布を受けて、今年(2015年)12月4日、「特定行政書士」第一号として2,428名が誕生しました。私もその一人として、考査合格の通知をきょう(12月7日)受け取りました。

「特定行政書士」とは、許認可などを受けるために行政書士が書類を作成し官公署に提出した際に、官公署の決定に対して不服がある場合には、審査請求や異議申し立てなど不服申し立ての手続きを代理できる行政書士です。

これまで、行政書士は紛争性のある事案にはまったくタッチできませんでした。今回の法改正で、行政への不服申し立てに限ってではありますが、「特定行政書士」の資格を持つ行政書士は、紛争性のある事案について書類を作成したり、その手続きの代理を業として行えることとなりました。

全国の約4万5,000人の行政書士会会員のうち、「特定行政書士」になるための第1回法定研修(18講義、計18時間)を3,638名が受講し、うち3,517名が考査を受験しました。合格者は2,428名ですから、合格率は69%でした。

2016年2月からは、許認可における不服申し立て手続きのシミュレーションなど、ブラッシュアップ研修も予定されています。

私はマンション管理士の仕事が大半なのですが、勉強のためにブラッシュアップ研修も受けてみようと思っています。

(イラストは、日本行政書士連合会のマスコットキャラクター、ゆきまさ君)

 

Author Profile

森 健一
マンション管理士・特定行政書士 森健一事務所代表
元読売新聞社記者。同社でニューヨーク駐在、英字新聞部主任、企画開発部次長、広告局部長などを務める。
定年退職後、マンション管理士、特定行政書士事務所を開業。
千葉県マンション管理士会 理事、東葛支部長